消滅時効とは何か

消滅時効というのは、売掛金の回収の督促などをしないまま放置して一定期間が過ぎてしまうと債権が消滅してしまうというものです。債権が消滅してしまえば当然売掛金の回収をする事ができなくなってしまいますから、どのくらいの期間で消滅時効が成立してしまうのかを知っておかないと、気づいた時にはすでに消滅時効が成立してしまっていて回収できなくなっていたという事にもなりかねません。売掛金の消滅時効は2年となっており、この期間をすぎてしまうと消滅時効となりますので気を付けておきましょう。

しかし消滅時効は2年が経過したというだけで発生する訳ではなく、きちんと回収を行っている場合は時効の計算はストップされますので2年が経過しただけで債権が消滅するという訳ではありません。また回収をしないまま2年が過ぎたとしても、債務者が時効の援用をしないままであれば債権は消滅せず、売掛金の回収を続けることは可能です。また時効が成立する条件が整っていたとしても、債務者が売掛金の支払いをしてしまえば時効は成立せず、そのまま回収を続けることが可能となるので絶対に支払われなくなるわけではないという事を覚えておきましょう。

消滅時効は、成立してしまうと売掛金の回収が不可能となってしまうものですが、成立するためには債務者が時効の援用をしなくてはいけません。売掛金の消滅時効である2年が経過していても、その間にきちんと回収を行っていたり、援用する前に支払いをした場合は債権が消滅する事はありませんので、きちんと回収を行うようにしておけばそこまで問題はありません。